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顎関節症治療用マウスピース (スプリント)

スプリントとは、顎関節症治療用マウスピースのことです。
スプリントには様々な種類があり、症状によって使い分けられます。

スプリント(マウスピース)


スタビライゼーション型スプリント

筋緊張を取ったり、アゴへの負担を軽減したり、噛み合わせを安定させたりすることを目的として使用される、最も一般的なマウスピースです。主に夜寝るときに装着します。


アンテリア リポジショニング型スプリント

口を開けるとき・閉じるときの両方で「ポキッ」と音がなる場合や、口が開かない状態(ロック)が改善して「ポキッ」と音が鳴り出した場合などに使用されます。

主にアゴの関節にある「関節円盤」というものを正常な位置に誘導するために使用されますが、ロックが治っていない状態で使用すると痛みが出たり、関節円盤後部組織の断裂を引き起こしたりする可能性があるので注意が必要です。


ディスク リキャプチャリング型スプリント

マニピュレーション法(後述)によりロックが治り、再ロックを防ぎたい場合や、スプリントでロックを治そうとする場合に使用されます。


スプリントの料金・値段

スプリントの料金・値段 (保険適用3割負担)・・・約4.500円

  • 保険の治療費は3割負担の場合の、大まかな目安(どんぶり勘定)です。
  • 保険改正により、料金が変わっている可能性もあります。
    治療費の詳細については歯科医院・病院側にお問い合わせ下さい。


スプリント(マウスピース)の本当の効果とは?

マウスピースで顎関節症が治る最大の理由は、「プラシーボ効果」(プラセボ効果:思い込み効果)だと考えられています。

つまり、マウスピースを装着することにより「顎関節症が改善するかも!」と患者さんが思い込むことによって、顎関節症の原因となっていたストレスが軽減され、本当に顎関節症が改善されてしまうということです。

この説を裏付けるデータとして、

  • 通常のスプリントを装着した場合
  • 歯の部分を一切覆っていない、口蓋に貼り付けるだけのスプリントを装着した場合

両者を比較すると、顎関節症の改善に全く差は無かったという面白い報告があります。
(どちらも約3割の患者で改善が見られました)

また、

  • ダイヤモンドバーで歯を削って、噛み合わせを調整した場合(咬合調整)
  • ダイヤモンドの付いていないバーで、歯を削ったふりをした場合

この場合も、両者で顎関節症の改善率に差はありませんでした。

顎関節症の原因にはストレスが関係していることが非常に多いため、このように「思い込み」によってストレスが軽減されることで、症状が改善することが実際によくあります。

逆に、「自分の顎関節症は何をしても治らない」「歯医者さんが信用できない」と思い込んでいるような人は、何をしてもストレスに感じてしまい、顎関節症が悪化⇒さらにストレスを感じる という、悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

顎関節症の人は大勢いますし、いつの間にか体が適応して自然に治ってしまうことが大半ですので、信頼できそうな歯医者さんを見つけることができたら、後はあせらずゆっくりと顎関節症を改善させていきましょう。





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