ジルコニアセラミッククラウンは、
メタルボンドの内面に金属の代わりに、
ジルコニアを使用したものです。

金属を一切使用しないため、
金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、
金属アレルギーなどの心配が無く、
強度も強いので、奥歯やブリッジに使用することも可能です。

また、審美性はオールセラミッククラウンには多少劣るものの、
土台の金属(コア)の色が透けるのを防ぐ
「マスキング効果」が優れているため、
ケースによってはオールセラミックよりも
見た目よく仕上げることができます。

しかし、まだ新しい素材なので、
長期的な予後の報告が無い、
治療費が高いなどのデメリットがあります。

ジルコニアセラミッククラウン(Cercon：セルコン)の解説動画です。

約10～20万円
(大体の相場です)

1. 色が歯に似ているので見た目が良い。
2. マスキング効果に優れ、土台の金属が透けて見えにくい。
3. 割れにくく、多くの部位に使用できる。
4. 金属を一切使用しないので、
   金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、
   金属アレルギーなどの心配がない。
5. 仮止めで様子を見ることができる。

1. 色調はオールセラミッククラウンに劣る。
2. 歯を削る量が比較的多い。
3. 天然の歯より硬いため、
   周囲の歯やかみ合う歯を痛めることがある。
4. 将来的に歯茎が下がって、
   歯と歯茎の境目が見えてくることがある。
5. 保険外の治療なので、値段が高い。
6. ジルコニア自体が割れることは非常にまれだが、
   ジルコニアを覆っているセラミックの部分が割れることがある。
7. 術者のテクニックによる見た目・持ちの差が出やすい。

最短で通院2回
(型取り→装着)