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良い歯医者さんを見極めるためのポイント
1.治療内容や質問に対して、しっかりと説明してくれる
良い歯医者さんの条件として、最も重要で分かりやすいものです。
これが最も重要な判断基準となる理由は、次の通りです。
- 説明をしっかりと行う時間がないと言う場合には、当然治療をしっかりと行う時間があるのかどうかもあやしい。治療時間を短縮するため、適当な治療となる可能性が高くなる。
- 良い治療を行うためには、患者さんの協力を得ることが絶対に必要。そのため、良い治療を行おうと思ったら、必然的に患者さんに治療内容を説明する時間が長くなる。
- 患者さんが質問したら怒り出すような歯医者や、専門用語を連発して煙にまこうとする歯医者は論外。質問に答えられるだけの知識がないという可能性もある。
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2.これまでの治療実績
次に参考になると思われるものは、その歯医者さんの治療実績=経験です。
治療実績というのは、例えば今までに何人の矯正治療をしたことがあるとか、何本のインプラントを埋入してそれが何年持っているのか・・・というようなことです。
たとえ年輩の歯医者さんでも、これらの治療を1度もしたことがない、または最近始めたばかりだというのでは治療実績があるとは言えません。
治療実績に関しては歯医者さんに直接聞くか、歯科医院のホームページなどに書いてある場合もありますので、それらを参考にすると良いでしょう。 |
3.専門医(認定医)・指導医
専門医、指導医というのは、学会が認定します。認定条件は各学会ごとに異なりますが、ほとんどの場合技術をしっかりと評価している訳ではありません。
しかし、専門医や指導医を持っていればある程度の勉強をしているという確率は高くなります。
特に、指導医になるためにはかなり様々な条件を満たさなければならないので、その分野(日本歯周病学会指導医なら歯周病に関して)の深い見識がある可能性は高くなります。
⇒参考:「専門医・認定医の裏」 |
4.従業員の態度
本当に患者さんのことを真剣に考えている歯科医院は、受付や衛生士などの従業員教育もしっかりと出来ているものです。
また、従業員の態度には少なからず院長の考え方が反映されていますので、従業員の応対を見ることでそこの歯科医院のスタンスをうかがい知ることができます。 |
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