歯肉癌
gingival cancer
歯肉癌とは口腔癌の一種で、歯肉(歯茎)にできるガンのことです。
      
      
      歯肉癌の症状
      
      歯肉の腫脹(腫れ)や潰瘍、歯の動揺などが見られるが、基本的には臨床所見に乏しい。
      そのため、しばしば歯周病や口内炎などと誤診される。
      
      顎骨に歯肉ガンが浸潤すると、下歯槽神経麻痺や顎骨の病的骨折などの症状が現れることもある。
      
      
      歯肉癌の治療法
      
      放射線治療、化学療法、外科療法などを併用。
      
      
      歯肉癌の生存率・予後
      
      5年生存率は約60〜85%。
      (ガンの進行度によって、生存率・予後は大きく異なります)
      
      
      歯肉癌の発生頻度
      
      口腔癌全体の約25%。
      好発部位は臼歯部歯肉。
      上顎歯肉より下顎歯肉のほうが2倍多い。
      
      
      ⇒参考:歯肉癌(歯茎のガン)に関する歯科相談
