ワンランク上を目指して

さて、皆さん。歯磨きは上達してきましたか？

歯磨きがしっかりと出来るようになれば、虫歯や歯周病で歯を失う確率が大きく減少します。
頑張ってください！

しかし、実はさらに予防効果を高める方法があるんです！




　


お口の中の検査

新しい虫歯や歯周病がないか？きちんと歯磨きが出来ているかどうかなどを調べます。



歯のクリーニング(PMTC)

プロフェッショナル　メカニカル　トゥース　クリーニングの略。
「専門家による機械を使った歯のクリーニング」で、プラークを徹底的に取り除きます！



スケーリング(歯石取り)

専用の器具を使って、普段のブラッシングでは取ることの出来ない歯石を除去します。



口腔衛生指導

お口の中のプラークの付着状況を検査し、1人1人に合ったプラークコントロール(歯磨きなど)の方法を指導します。



フッ素塗布

虫歯になりやすいと判断された人の場合には、フッ素を塗布して虫歯の予防を強化することもあります。



その他

必要に応じて唾液検査、細菌検査、3DS(薬剤を使って虫歯菌や歯周病菌を殺菌する方法)などが行われることがあります。

虫歯や歯周病を予防するためには毎日の歯磨きが最も重要なのですが、それだけでは十分ではないこともあります。

例えば、歯石などはいくら頑張って歯磨きをしても自分で取る事は出来ませんし、部分的に磨けていなかったりすることで、自分では見つけられない場所に虫歯が出来てしまうこともあります。

また、すでに虫歯があったり、適合の悪いクラウン(差し歯)などがあったりすると、いくら頑張って歯磨きをしても十分にプラークを落とすことが出来なくなります。

このように歯磨きでは限界があることに対しては専門的なケアが必要となり、それを行うのが歯科医院でのメインテナンスです。

特に歯周病を予防するためには、歯科医院でのメインテナンスが必要不可欠です！








⇒歯科医院でのメインテナンスについて、さらに詳しく知る！

日本ではまだ「悪くなったら歯医者に行く」という人が大半ですが、歯科先進国のアメリカなどでは「悪くならないように歯医者に行く」というのが当たり前になっています。

虫歯や歯周病になってしまってから歯科医院に行って歯科治療に多くの時間と費用をかけるよりも、年数回歯科医院に行って虫歯や歯周病にならないようにした方が、結果的に時間やお金もかかりませんし、痛い思いもしなくて済むからです。

日本でも最近は予防に力を入れている歯科医院が増えてきてはいますが、「削って直すのが当たり前」という考え方の歯科医院の方が多いというのが現状です。

予防には保険が利かないこと、患者さんに予防について理解してもらうことが難しいことなどがその原因だと思いますが、患者さんの予防に対する意識が高くなれば、予防に力を入れる歯科医院の数も必然的に増えてくると思います。


予防が大切！

予防が重要！

予防が最善！

予防が肝心！

予防が最良！

予防が最強！

また、虫歯予防には正しいプラークコントロールを行なうことに加えて、「フッ素」を応用することが非常に効果的です。

ぜひ、フッ素についての知識も身に付けてください！⇒参考：フッ素で虫歯予防

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