金属床義歯について説明

ビスホスホネート系の薬剤(骨粗鬆症予防薬:フォサマック)による顎骨壊死

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金属床義歯

金属床義歯とは?

金属床義歯とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。

金属床義歯
義歯床を金属にすることで入れ歯を薄くすることができるので、保険のものよりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする総入れ歯を作れる可能性が高くなります。

ただし、金属床義歯は修理が難しく、非常に高価なので、保険の入れ歯ではどうしても満足できないという場合に担当の歯医者さんと相談して適用するかどうかを決めるべきだと思います。


金属床義歯の費用・価格

約15〜50万円
(上下どちらか片方のみの値段。大体の相場です)


金属床義歯のメリット

  • ほとんどの症例で使用することができる。
  • 入れ歯を薄くすることができるので、保険の総入れ歯よりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする入れ歯を作れる可能性が高くなる。
  • 金属は熱伝導性に優れているので、食事をした時の温度感覚が自然に近くなる。
  • 汚れが付きにくいので清潔。
  • 保険のものよりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い。
  • 割れにくく、変形しにくい。

金属床義歯のデメリット

  • 咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い。(天然の歯の約10〜20%)
  • 修理が難しい。
    (修理のたびに金属が分厚くなってくるので、金属床義歯本来のメリットが失われる)
  • アゴの骨がだんだんと痩せてくることで、徐々に合わなくなってくる。(定期的な調整が必要)
  • 落ちたり外れたりしやすい。
  • 金属床義歯には「コバルトクロム合金」という金属が最もよく使用されているが、この金属は金属アレルギーの原因となりやすい。
    (金属の部分にチタンを使用すれば、この問題は解決できます)
  • 値段が高い。

金属床義歯の治療期間

最短で通院5回。約2〜5週間。
(型取り→精密な型取り→噛み合わせの決定→仮入れ歯の試適→装着)

ただし、粘膜に問題があった場合などにはそれに対する治療を行う必要があるので、治療期間が上記よりも長くなります。


金属床義歯の裏話

金属床義歯は値段が高く修理も難しいので、、まず保険の入れ歯を使ってみて、それで納得がいかない、より良いものにしたいという場合に使用するのが良いと思います。

また、金属床義歯自体は強度が強いので割れたり変形したりすることはほとんどありませんが、それでもアゴの骨のほうが溶けて変形してしまうことは避けられないので、いずれ作り直さなくてはならなくなります。(金属床義歯は変形せず、半永久的に使えると勘違いしている人がたまにいるので念のため)

そのほか、保険の入れ歯ではよく噛めない、入れ歯が安定しない、痛みがあるという場合には金属床義歯は適当ではありません。このような場合には金属床義歯ではなく、シリコーン義歯やインプラント義歯のほうが良いでしょう。






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