補体
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補体とは、免疫反応に関連する血清中の蛋白質です。
補体は単一の成分ではなく、約20種の成分のカスケード反応によって異物処理を行っています。


補体には２つの作用機序があります。

古典的経路(classical pathway)
抗体と共に異物処理を行う反応系。

第２経路(alternative pathway)
グラム陰性菌のリポ多糖類や細菌の細胞壁のペプチドグルカンなどが補体のカスケード反応の途中を直接活性化して異物処理を行うという、抗体産生以前の生体防御反応。

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