セカンドオピニオンを求める方法、そのメリットについて

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セカンドオピニオンを求める


■ 歯医者さんによって、意見は異なります!
歯医者さんにもいろんな考え方の先生がいますので、全く同じ症状だったとしても歯医者さん・歯科医院によって治療法・方針が変わるということはごく普通にあります。

そこで、より良い治療を求める場合には何人かの先生にどのような治療法が良いのか意見を求めて、その中から最も良いと思うものを選ぶという方法があります。

このように何人かの先生に意見を求めることを、「セカンドオピニオンを求める」と言います。
(2つ目の意見をセカンドオピニオン、3つ目の意見をサードオピニオンと言います)

セカンドオピニオンを求めるには、次のような方法があります。



■ 歯科医院へ行ってセカンドオピニオンを求める
セカンドオピニオンを行っていない歯科医院も多いので、

「○○の治療をしたいと思っているのですが、まずはご相談だけさせて頂くことは可能でしょうか?」

と、まずは電話で問い合わせをしてみましょう。

その結果、セカンドオピニオンが可能な場合は予約を取り、予約した日時にセカンドオピニオンを受けることになります。

※予約をせずに飛び込みで行くとほとんどの場合、セカンドオピニオンを受けることはできませんので、ご注意ください。



■ セカンドオピニオンの料金・費用
セカンドオピニオンは保険適用外となりますので、料金は医院によって様々です。


[セカンドオピニオンの相場]

・大学病院や歯科大学附属病院の場合

 15000円 〜 2万円 / 30分

・一般の歯科医院

 無料 〜 15000円 / 30分



無料でセカンドオピニオンを行っている歯科医院もありますが、

・治療の勧誘があったり
・グループ医院への紹介目的だったり
・検査で別途費用がかかったり
・先生は一切対応せず、スタッフが全て対応したり

などの場合もありますので、事前にホームページや電話などで上記の点について確認されてくことをお勧めします。



■ なぜセカンドオピニオンが必要なのか?
セカンドオピニオンを求めることによって様々な先生の意見を聞くことができます。

歯医者さんによって考え方・経験は様々ですし、得意分野も歯医者さんによって変わってきますので、先生が変われば治療法も変わります。

例えば奥歯が1本抜けてしまった場合、


・A先生 (一般開業医、普段保険外治療はほとんど行っていない)
「じゃあ保険のブリッジをしましょうね」

・B先生 (元大学のインプラント科に勤務、インプラント専門医)
「この場合はインプラントが一番お勧めですよ」

・C先生 (入れ歯が得意で歯医者向けに入れ歯のセミナーも行っている)
「ブリッジやインプラントもいいけど、私は入れ歯をお勧めします」


といった感じで、先生の考え方・得意分野によってお勧めの治療法は変わってきます。

どの治療法にもそれぞれメリットとデメリットがありますが、どの治療法が一番良いのかは患者さんの価値観に大きく左右されます。

車に例えると、

「軽自動車が燃費も良いし一番いいわ〜」 という人もいれば、
「絶対フェラーリに乗りたい!」 という人もいるのと同じです。


ですので、一番理想的なのはそれぞれの治療法のメリット・デメリットを患者さん自身が知った上で、自分に合った方法を選ぶということなのですが、ひとりの先生の話だけだとどうしても内容がその先生の考え方・得意分野に偏ったものになりがちです。

そして何より、「一度治療を始めるとやり直しはできません!」

そういったことを防ぎ、よりその人にとってベストに近い方法を見つけるためにセカンドオピニオンは有効な手段となります。



■ どんな時にセカンドオピニオンを求めれば良いの?
セカンドオピニオンを求めるのに明確な決まりはありませんが、基本的には保険治療ではなく、インプラントや矯正などの高額な保険外治療の場合に求めるのが一般的です。

なぜなら、保険治療の場合には全国一律で治療法・治療費があらかじめ決められているため、セカンドオピニオンを求めたとしてもあまり大きな差がなかったりします。

しかし保険外の場合には、歯科医院によって治療方針・治療費等に大きな差があり、治療期間も長期にわたる場合が多いので、歯科医院選びは特に慎重に行う必要があります。

特にセカンドオピニオンが有効なのは次のような場合です。


【セカンドオピニオンが特に有効な場合】

・インプラント
・審美治療 (セラミックのかぶせ物、ラミネートベニアなど)
・歯列矯正
・重度の歯周病
・重度の顎関節症
・かみ合わせ(咬合)治療
・その他、10万円を超えるような高額な歯科治療全般





■ セカンドオピニオンのもう一つのメリット
実はセカンドオピニオンには治療について意見を聞くこととは別に、もう一つメリットがあります。

それは、「治療を始める前に実際に歯医者さんと話すことができる」ということです。

一度治療を始めるとその後のメンテナンスも含めて、歯医者さんとは長い付き合いになります。
しかし、治療を始めてから歯医者さんとうまが合わなかったりして途中で治療を中断するケースも度々見られます。

もちろん気に入らなければ途中で他の歯科医院に行くことも可能ですが、できれば同じ歯科医院で最初から最後まで診てもらうことが理想です。

セカンドオピニオンを求めることによって治療を始める前に歯科医師と実際に話し合う機会を設け、信頼できる医院選びの参考にするというのもセカンドオピニオンの効果的な利用法です。



■ セカンドオピニオンを受ける際の注意
セカンドオピニオンはいろんな先生の意見を聞くことによって、より自分に合った治療法を探すということが目的ですが、

自分の意見に賛同してくれる歯科医院を探すものではありません。

例えば、ある歯医者さんで「この歯はもう抜くしかありませんね〜」と言われたとします。

そこで、「なんとか抜かずに治してくれる歯医者さんを見つけたい!」ということでいろんな歯医者さんにセカンドオピニオンを求めれば、中には「うちでは抜かずに治せますよ」という歯医者さんも見つかると思いますが、医学的に抜くべき歯なのであれば早期に抜いたほうが良い場合がほとんどです。

それを無理に残してしまうと周囲の骨が溶かされて、周囲の歯やその後の治療にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

患者さんの希望を聞き入れてくれるということは大切なことだと思いますが、それが医学的に見て正しくない方法であるならばそれを患者さんに伝えることも歯科医師の役目です。

それを受け入れられず、医学的に望ましくない自分の希望を叶えてくれる歯科医院を探すためにセカンドオピニオンを行ってしまうとむしろマイナスになってしまう恐れもあります。

セカンドオピニオンを受ける際には先入観を無くしてできるだけニュートラルな気持ちで、それぞれの治療法のメリット・デメリットについて冷静に聞くことが大切です。



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