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メルマガ 【歯オタク育成】 2007/06/12
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第6回 「保険と保険外の違い 保険外編:その2」
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皆さん、こんばんは!
歯チャンネル運営者の田尾です。


まずは、前回冒頭で触れていた
ビリーズブートキャンプの結果報告を・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



基本プログラムで挫折しました(T T)


ビリーズブートキャンプ・・・
恐ろしくハードです・・・


確かにこれは痩せるでしょうけど、
一般人がこれをしっかりとこなすのは、まず不可能かと・・・


DVDの中でも、腹筋がバキバキに割れた明らかに素人ではない女性が、
顔をしかめて雄たけびを上げながらやってますからね・・・
まさに軍隊です・・・


とりあえずは、1ヶ月かけて基本プログラムをクリアーすることを目標に
頑張っていこうと思います。


(ちなみに、このメルマガ発行時には基本プログラムはクリアーしています!
まだメタボリ気味ですけど、かなり引き締まってきました^^)


さてさて、ビリーさんの話はここまで。


前回は保険外治療について色々と書かせて頂きましたが、
今回はその続編です。


前回のメルマガを読んでいない方は、
先に前回(第5回)の分を読んでおいてくださいね^^


メルマガ 【歯オタク育成】
第5回 「保険と保険外の違い 保険外編:その1」
/merumaga5.html



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保険外治療を行う場合、最も重要なのは根管治療!
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前回、「保険外治療を行う場合、最も重要なのは根管治療だ!」
というお話をさせて頂きました。


そこで今回は、この根管治療についてさらに詳しく説明をしたいと思います。


歯医者さんではなかなか聞けないような内容の話ですが、
これを知っているかどうかで、良い歯医者さんをかなりの高確率で
見分けられるようになってしまいます!


というわけで、今回は特に気合を入れて読んでみて下さいね。
ちょっとした歯医者さんよりも、詳しくなってしまうと思います。


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レベルの高い根管治療の見分け方
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根管治療に力を入れているかどうかは、
次の2点を見ることで大体分かってしまいます。


・ラバーダムを使っているか?
・マイクロスコープor拡大鏡(サージテルなど)を使っているか?


根管治療のレベルには、当然術者の技量も大きく関わってきますが、
上記2つの道具を使っているかどうかでもある程度分かります。


なぜなら、これらの道具はそもそもアメリカの根管治療専門医なら
使っていて当然のものですし、根管治療で最も大切な、

・無菌的治療
・正確な診断

を達成する上で、欠かすことは出来ないものだからです。


しかし、これらの道具は歯科医院の「経営」という面から考えると、
全く必要のないものです。



【ラバーダム】

・保険点数が極端に低いため、保険で使うとほぼ確実に赤字になる。
・治療時間がのびてしまう。
・患者受けが悪い。


【マイクロスコープ】

・何百万円もする上、使いこなすためには練習も必要。
・使ったとしても、保険点数は変わらない。


【拡大鏡】(サージテルなど)

・種類にもよるが、これも数万円〜数十万円する。
・使いこなすためには練習も必要。
・使ったとしても、保険点数は変わらない。



つまり、歯科医院の経営にこだわるのであれば、
ラバーダムやマイクロスコープはある意味「邪魔者」です。


ですので、わざわざラバーダムやマイクロスコープなどを使っている歯医者さんは、
経営という枠を超え、レベルの高いこだわりの歯科治療を追及している
歯医者さんである可能性が高いとも言えるのです!


その中でも、もし保険でラバーダムを使っているような歯医者さんに出会ったら、
その歯医者さんは只者ではない!と思ってください!


しかし実際には、


「あそこの歯医者はなんだか無駄なことをしているなぁ・・・」
「治療にやたら時間もかかるし、変なゴムをかけられて痛いし・・・」
「たぶん下手なんだろうなぁ・・・。転院するか」


と思ってしまう患者さんが多いという問題があります。


これは患者さんにとっても嬉しくないことですが、
頑張っている歯医者さんにとってもつらいことです。


「そんなことなら、もうラバーダムなんて使わないもん!」


という歯医者さんが増えてしまっても、仕方がないでしょう・・・。


それでも俺は頑張るんだ!という気合の入った歯医者さんが、
果たして何人残るのか・・・?


恐ろしいことに、日本の歯医者でラバーダムを日常的に使っているのは、
おそらく2%程度でしかありません・・・。


しかも、これは保険外で根管治療を行っている歯科医院も含めての数字ですから、
保険でラバーダムを使っている歯科医院となると、1%も無いでしょう。

(ラバーダムを使っていない歯科医院が多い理由はこちら)
/jiten/rubber-dam.html


ラバーダムの重要性は様々な研究からはっきりとしているにも関わらず、
いまだにラバーダムの重要性を理解していない、あるいは、
理解していても使おうとしない(使えない)歯科医院がほとんどだということは、
日本の歯科界の非常に大きな問題点だと思います。

(ラバーダムの重要性についてはこちら)
/soudann/raba-damuha.html


根管治療のことを専門用語で「エンド」と言うのですが、
アメリカの歯科医師からは、


「日本でエンド(根管治療)をしたら、ジ・エンドだよ〜。HAHAHA」


なんて言われているとか・・・。


この現状を変えるためには、患者さん自身が根管治療やラバーダム、
マイクロスコープ、拡大鏡(サージテルなど)などの重要性ついて知り、
歯医者さんにそれらを使ってくれるように求めるようになる必要があると思います。



患者さんが歯科について詳しくなることは、
患者さん自身が良い治療を受けられるようになるというだけではなく、
日本の歯科治療のレベルを底上げすることにもつながると思います。


歯オタクは、日本の歯科界を変えるのです(笑)


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というわけで今回は、

「ラバーダムやマイクロスコープなどを普段から使っている歯医者は只者ではない!」

ということについてでした。


根管治療については、本当はもっともっと書きたいことが沢山あるのですが、
ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでにしておきます。


次回も歯医者さんでは聞けない、歯科治療についての裏情報を
お伝えしていきたいと思います。


乞うご期待!


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