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第4暴露 「保険点数引き下げで、医療費負担が増える!?の裏」

平成18年4月に、保険点数の大幅な改正が行われました。

「保険点数って何?」という人のために簡単に説明しておくと、「保険点数1点=10円」で、例えば知覚過敏の治療は40点なので実際は400円ということになります。(何でわざわざ点にするんでしょう?パチンコの出玉を一旦景品に変えるようなもの?)

この保険点数が、今回の保険改正で大幅に引き下げられました。
「やったあ!それって、治療費が安くなったってことでしょ?」、と思ったあなた・・・


残念ですが、あなたの医療費負担は間違いなく増えています!


保険点数が引き下げられる=治療費が安くなっているはずなのに、なぜ医療費負担が増えるのでしょうか?

まず第一の理由は、「保険で出来る治療の範囲が狭くなる」ということです。
つまり、今までは保険が使えた治療に保険が使えなくなるということです。

そもそも、今回の保険改正の最大の目的は「医療費抑制」です。
膨大に膨れ上がった赤字を、医療費の支出を減らすことで何とかまかなおうとしているのです。

実は、今回の保険改正には保険点数が下がったこととは別に、もう一つ大きな改正点があります。
それは、「保険請求をする際に様々な書類を添付しなければならない」ということです。

歯科医院側からすれば、点数が下がった上に書類作製のための手間・時間が余計にかかるため、実際の点数引き下げ以上のダメージを食らっています。保険診療メインの歯科医院では、月の売上が1割ダウン、2割ダウンなんてこともあります。

それでも何とか経営を維持しなくてはならないので、完全に赤字になってしまう保険は、「使えるけど使わない!」という歯科医院が増えます。これが、患者の医療費負担が増える第一の理由です。

さて、歯科医院側が引き下げられた保険点数の穴埋めをするには、「保険なんて使わない!」という以外にもう1つ方法があります。

それは、「保険治療の質を下げること」です。

具体的には、

1.手抜き治療をする。(手抜き治療をしても、保険点数は変わらない)

2.出所の分からない安い材料を使う。(どんな材料を使っても、保険点数は変わらない)

3.専門の資格を持った人ではなく、パートのおばちゃんやその辺のおにいちゃんに人工の歯を作らせる。(保険点数は変わらない)

4.専門の資格を持った人ではなく、その辺のおねえちゃんに歯石を取らせたりお口のケアをさせたりする。(保険点数は変わらない)

などの方法で、治療時間・コストを削減します。

このような治療をすれば当然すぐに再治療が必要になりますし、場合によっては治療前よりもひどくなることも考えられます。そうなるとまた治療をしなければならなくなる=医療費負担が増えるということです。

「ほんまかいや〜。おおげさに書いとるんちゃうの?」という人は、ぜひ実際に歯医者さんに聞いてみてください。

「今回の保険改正で点数が引き下げられたので、あなたの治療費も安くなりますよ。良かったですね」


なんて歯医者さんは、絶対にいませんから!


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