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第7暴露 「日本の歯科治療費、アメリカの歯科治療費の裏」

皆さんは、歯科治療に大体どのくらいの治療費がかかるのかご存知ですか?
実際に治療をされたことのある人はともかく、そうでない人はあまり良く知らないのではないでしょうか?

例えば、1本深い虫歯の治療をすることになった場合、保険治療なら大体5000円〜1万5000円くらい、保険外治療なら2万〜20万円くらい(特に多いのは10万円前後)が相場です。

「高っ!」

と思われるでしょうが、こんなもの序の口です。
インプラントなどの最先端技術(と言ってもすでに30年以上前から行われていますが)や矯正治療などを行えば、100万くらいあっという間です。


「何でこんなに高いんだ!日本の歯医者はぼったくりじゃないの!?」


当然そう感じる人も多いと思いますが、実は日本の歯科治療は世界的に見るとかなり安い部類に入ります。
「そんなばかな!?」という人のために1つ例を挙げますと、例えば虫歯が歯の神経まで達してしまったときの神経を取る治療は、日本では保険適用で大体1500円〜3000円(3割負担の場合)ですが、アメリカでは約10万円です。それ以外の治療法に関しても、日本よりも治療費が安い治療法というのは、私が調べた限りアメリカにはありません。


「そんなに治療費が高いのに、アメリカ人はちゃんと歯の治療をしているの?」


していません。というよりは、する必要がない、もしくは治療できないと言った方が正しいでしょうか?

アメリカに限らず、世界中を見ても日本のように国民全員が保険治療をすることが出来る国というのは多くありません。アメリカなどでは保険で治療を受けようと思ったら、民間の保険会社に加入しなくてはなりません。

しかし、この民間の保険会社の保険料も結構な高額なので、保険に加入している人の割合は全体の6割程です。

保険に加入していない人は、治療をしようと思ったら全顎自己負担になってしまいます。

このように、お金を持っていれば良い治療が受けられるけれども、お金が無い人は十分な治療を受けることが出来ないという、いわゆる「医療格差」がアメリカでは大きな社会問題になっています。

アメリカ人は虫歯を作ってしまうと高額な治療費がかかるということを皆知っているので、虫歯にならないように予防をしっかりと行っています。そのため、そもそも虫歯になってしまうということ自体が日本と比べてはるかに少ないのです。これがアメリカが歯科先進国と呼ばれる所以です。(虫歯にならないための方法を、国民が皆知っているのです)

それに対して日本は、「虫歯になったら治療すれば良い」という考え方がまだ主流で、痛くなったり何か問題が出ないと歯医者に行かないというのが当たり前になっています。これが日本が歯科後進国と呼ばれる所以です。

日本は国民皆保険制度なので、虫歯になっても比較的安い(世界的には圧倒的に安い!)治療費で治療を受けることができるのですが、そのせいで国民の予防に対する認識が薄れてしまい(予防が保険適用とならないことも理由の1つだと思いますが)、結果としてお口の中が悲惨な状態になっているということをもっと皆が知らないといけないと思います。


虫歯や歯周病は、一部遺伝的なものもありますが、基本的には生活習慣病です。
つまり、しっかりとした予防を行えば確実に予防ができる病気なのです!

治療費が高い、安いというよりも、まず虫歯や歯周病に対する知識を身に付け、それらの病気にならないように予防をするという意識を高めることが最優先だと思います。


あなたの歯を守ることができるのは、あなただけです!


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