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第1暴露 「保険制度の裏」

患者は治療費の一部(1割〜3割)を負担するだけで治療が受けられる「保険」。

日本は国民皆保険制度なので、ちゃんと保険料を払っていれば誰でも保険を使うことが出来ます。
治療費が格安になる保険ですが、実はこの保険には数多くの「裏」があります。

そもそも保険制度というものは、

「国民全員が最低限の治療を受けられるようにすること」

を目的として作られたものですが、ポイントは「最低限」という言葉です。


つまり、保険が利く治療や材料は限られているのです!


ここで気になるのは、「じゃあ保険で良い治療は受けられるの?」ということでしょう。
誤解を恐れずに言ってしまいますが・・・、

答えは「NO」です。(あくまでも歯科に関して)


どうしてかと言いますと、例えばあなたが500円持っていたとします。
500円あれば立ち食いうどんやコンビニ弁当は食べることができますが、フランス料理は食べられません。

「保険で良い治療をして下さい!」というのは、「500円でフランス料理のフルコースを食べさせて下さい!」
というのと同じなんです。(さらに「調味料は塩しか使えません」といった感じです)

これを具体的な治療例に置き換えると、自分の歯と見分けが付かなかったり、変色しないような材料は「ぜいたく品」と考えられているので保険では使用出来ませんし、インプラントや矯正、マグネットを使った入れ歯など、その利点がはっきりと分かっているにも関わらず、保険が適用されない治療法や材料も多々あります。

最大の欠点は、「予防には保険が利かない」(病気になってからでないと保険が利かない)ということです。
(本当に国民のためを思った制度であるのならば、予防に保険が使えるようにすべきだと思うのですが・・・)

ちなみに、「予防を保険適用可能にすれば将来的に病気になる人が減って、医療費削減に繋がるでは?」と思う人もいるかと思いますが、他の国の例を見てみると、医療費の削減には繋がっていません。

これはどうしてかというと、確かに病気そのものは減って国民一人当りの医療費は減少したのですが、予防に保険が使えるようになったことで予防人口が増え、予防にかかる医療費が増えてしまったからです。


ただし、保険制度にも良い面はあります。


保険制度の最も大きなメリットとして「治療費の負担が1〜3割で済む」ということがあります。
つまり保険の500円は、実際には1666円の価値があるということです。(3割負担の場合)
フランス料理のフルコースは無理でも、ファミリーレストランのステーキセットなら500円で食べられるのです!

また、ほとんど全ての国民が保険を使うことができるというのは、日本の保険制度の非常に良いところです。
世界的には、「保険に入っていない人は保険治療は受けられませんよ」という国も多いのです。(アメリカなど)

歯科治療の場合でも知覚過敏の治療やフッ素塗布など、保険治療で十分なものも数多くあります。
ただ、全ての治療が保険で十分だという訳ではないので、保険は「使える範囲でうまく使う」ことが大切です。


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